こんにちは、メルマガ配信歴は17年!ブログで生計を立てているおひとりさまブロガーの和泉です^^
「メルマガ配信サービスの料金は安いほうがいい!でも、どのサービスを選べばいい?」
そう悩まれている方も多いと思います。
でも、料金が「安い」には理由があります。
今回は、「安いメルマガ配信サービスを選ぶ際の注意点」などについて解説していきます。
まずは、メルマガ配信の「料金相場」を確認しよう
まずは、メルマガ配信の料金相場を確認しましょう。
メルマガ配信サービスの料金には「無料」と「有料」があります。
有料であれば、月額数百円で利用できるもの、または数千円で利用できるものと色々とあります。
サービス別で料金相場を見てみましょう。
有名な無料サービス
- まぐまぐ
- メルマ
無料サービスの特徴
- メルマガ内に広告が入る
- メールアドレスの管理が出来ない
無料配信サービスには老舗の「まぐまぐ」が特に有名ですね。
無料サービスの場合、広告が入ることや登録されたメールアドレスの管理が出来ないので、ビジネス使いにはあまりで向いていないという特徴があげられます。
有名な有料サービス
有名な有料サービスとして以下があげられます。
(※ 私が使ったことのあるサービスや、聞いたことのあるサービス一覧です)
メルマガ配信で安いサービス | 最安月額費用 | 制限や特徴(プランによって変わる) |
めるめる | 月額490円~ | 月間配信数 1,000通 登録アドレス数 不明 |
める配くん | 月額1,886円~ | 月間配信数 30,000通 登録アドレス数 5000件 |
オートビズ | 月額1,940円~ | 月間配信数 140,000通 登録アドレス数 3000件 |
blastmail | 月額2,000円~ | 月間配信数 不明 登録アドレス数 3000件 |
アクセスメール | 月額2,300円~ | 月間配信数 100,000通 登録アドレス数 無制限 |
コンビーズメール | 月額2,300円~ | 月間配信数 50,000通 登録アドレス数 不明 |
オレンジメール | 月額2,480円~ | 月間配信数 無制限 登録アドレス数 2000件 |
エキスパ | 月額2,970円~ | 月間配信数 150,000通 登録アドレス数 不明 |
マイスピー | 月額3,240円~ | 月間配信数 無制限 登録アドレス数 10000件 |
アスメル | 月額3,333円~ | 月間配信数 無制限 登録アドレス数 無制限 |
メール商人 | 月額3,800円~ | 月間配信数 無制限 登録アドレス数 1000件 |
VPS-NEO | 月額4,500円~ | 月間配信数 無制限 登録アドレス数 2500件 |
ワイメール | 月額4,980円~ | 月間配信数 無制限 登録アドレス数 無制限 |
有料メルマガ配信サービスの料金の「平均月額料金2,977円」という結果に。
「月額費用が安い」というだけを見ると“めるめるが圧倒的に安い”ですね。
ただ、「料金が安い」というのには“理由”があります。
平均額から「極端に安い」には理由がある
月額費用は、“めるめるが圧倒的に安い”という結果になりました。
めるめるが安い理由
- 最安月額490円では、月1000通しかメールが送れない
- ステップメール機能がない
月間配信数には注意!
要するに、読者登録数が1000人だった場合、月1回しかメールが送れないということになります。(めるめるに確認済)
これ、結構、重要なところですよね!結局のところ、月額3000円プランにグレードアップする必要が出てくるということになります。
このような感じで、「安いメルマガ配信を選ぶときは注意しなければいけい点」はとても多いのです。
では、以下から詳しくみていきたいと思います。
メルマガ配信で安いサービスの選び方と注意点1.機能面
メルマガ配信で安いサービスの選び方と注意点1は「欲しい機能があるか?」です。
一般的には、以下機能が最低限揃っていると◎
- 通常メルマガ作成・配信機能
- ステップメール配信機能
- 開封率計測機能
- メールアドレス管理(一括登録等)
ステップメール
ステップメール機能とは?
あらかじめ用意した何通かのメルマガを、指定した日付間隔で新規登録者さんに自動的に配信をしてくれる機能。 |
例えば、1日目は自己紹介メルマガ、2日目はダイエットで痩せた友人の話、3日目は友人がダイエットで痩せた商品の紹介 という感じで新規読者さんにメルマガを自動配信することが出来ます。
この機能を利用することで自動的にメルマガ内でセールスを行うことも出来る優れものです。
ステップメール機能があるサービス
ステップメール機能ですが、すべての配信サービスで付属されているわけではありません。
調べた限りでは以下のサービスでは機能が付属されています。
開封率計測機能
開封率計測機能とは?
送信したメルマガの開封率を計測してくれる機能です。 |
開封率を確認することのメリットは、、、
- どのメルマガ題名の開封率が高かったのか確認できる
- どの時間帯が開封率が高かったのか確認できる
開封率=反応率ですので、「反応が悪かった時間帯」「反応が悪かったタイトル」を調べることが出来るようになります。
開封率機能があるサービス
開封率機能ですが、すべての配信サービスで付属されているわけではありません。
調べた限りでは以下のサービスでは機能が付属されています。
メルマガ配信で安いサービスの選び方と注意点2.メールアドレス管理
メルマガ配信で安いサービスの選び方と注意点2は「メールアドレスの管理は出来るか?」です。
今回、調べたところ、すべての有料配信サービスで「登録メールアドレスの管理」が出来るようになっていました。
- メールアドレスのCSVダウンロード
- 一括登録
- 2重登録防止
- 新規登録&解除
- 送信エラー防止
などの機能です。
無料サービスでは、管理できない
数年前、「まぐまぐ」を使っていた時期がありましたが、無料メルマガ配信サービスでは、メールアドレスの管理が出来ないデメリットがありました。
メールアドレスの管理が出来ないということは移転できない
「メールアドレスの管理が出来ない」=「メールアドレスをリスト化できない」ということです。
つまり、「まぐまぐ」の利用を辞めてしまえば、登録したメールアドレスも消えるということになります。
ビジネスでメルマガ配信を行う人には、あり得ない話ですよね。
有料メルマガ配信サービスでは、メールアドレスの管理が出来ないというのはあまり無いですが、念の為、気を付けておいて欲しい項目です。
メルマガ配信で安いサービスの選び方と注意点3.配信数・メルアド登録数の制限
メルマガ配信で安いサービスの選び方と注意点3は「メールアドレス登録制限はどうか?」です。
以下の表をもう一度確認してください。
メルマガ配信で安いサービス | 制限(プランによって変わる) |
めるめる | 月間配信数 1,000通 登録アドレス数 不明 |
める配くん | 月間配信数 30,000通 登録アドレス数 5000件 |
オートビズ | 月間配信数 140,000通 登録アドレス数 3000件 |
blastmail | 月間配信数 無制限 登録アドレス数 3000件 |
アクセスメール | 月間配信数 100,000通 登録アドレス数 無制限 |
コンビーズメール | 月間配信数 50,000通 登録アドレス数 不明 |
オレンジメール | 月間配信数 無制限 登録アドレス数 2000件 |
エキスパ | 月間配信数 150,000通 登録アドレス数 不明 |
マイスピー | 月間配信数 無制限 登録アドレス数 10000件 |
アスメル | 月間配信数 無制限 登録アドレス数 無制限 |
メール商人 | 月間配信数 無制限 登録アドレス数 1000件 |
VPS-NEO | 月間配信数 無制限 登録アドレス数 2500件 |
ワイメール | 月間配信数 無制限 登録アドレス数 無制限 |
それぞれの配信スタンドで、月間配信数・登録アドレス数というのが設けられています。
では、そもそも「月間配信数」「メールアドレス登録数」とは何か?説明しますね。
メールアドレス登録数 制限について
ほとんどの有料メルマガ配信スタンドは、メールアドレス登録数制限によってプラン(月額費)が変わるようになっています。
利用する際は、自分がどのプランに当てはまるかシッカリ確認しましょう。
「オレンジメール」の例
プランごとの料金
|
上記のような感じでメールアドレス登録数によって料金が変わることが多いので、最安値だけをみてサービスを決めるのは正直難しいと思います。
月間配信数 制限について
「める配くん」の例で説明します。
- 月間配信数 30,000通
登録メールアドレス100人の場合
月間配信数30,000通 ÷ 100アドレス=300回メール送信可能 |
登録メールアドレス3000人の場合
月間配信数30,000通 ÷ 3000アドレス=10回メール送信可能 |
このような感じで、メールアドレス登録数によって、送れる回数というのが変わってくるので注意しましょう。
つまり、月間配信回数は多ければ多いほど良い!!
とくに読者数が多い利用者の場合、月間配信回数をきちんと確認して、自分に合ったプランを最初に決めておく必要があります。
公式 「める配くん」を確認する
月間配信回数が無制限のサービス
ただし、読者登録数制限なども考慮して、決める必要があります。
【最重要】メルマガ配信で安いサービスの選び方と注意点4.到達率(迷惑メール)はどうか?
料金が安いメルマガ配信サービスの選び方と注意点4は「到達率(迷惑メール)はどうか?」です。
私自身、これまで5つの有料配信スタンドを使ってきて、検証を重ねてきました。
価格の安さよりも「到達率」=「迷惑メールにならないこと」が大事
なぜ、「到達率」=「迷惑メールにならないこと」が大事かというと、、、
メルマガは読者さんに読まれなかったら意味がないから!です。
これ、めちゃくちゃ当たり前のこと言ってますが、実際は、ほとんどの有料メルマガ配信スタンドで迷惑フォルダに振り分けられて到達率が下がってるのが現状だったりします。
Yahooメールが迷惑メールになる
読者さんが登録してくれるメールアドレスの4割程度がYahooメールです。
残りはGmailが5割、その他が1割という感じ。
Yahooメールの4割って結構大きいと思いませんか?
読者さんが1000人いたら400人がYahooメールです。
そのYahooメールが、ほとんどの配信スタンドで迷惑メールに振り分けられているんです。
企業HPの到達率99%は嘘!?
企業HPに記載されている到達率は、迷惑フォルダに入った数字も含めての到達率です。
要するに、「エラーで送信出来なかった」分が不到達扱いになり、迷惑フォルダに入っても受信はしてるから到達した扱いになっているということです。
騙されてしまいますよね。。
私が実際に確認した到達率の比較表
以下の表は私が実際にこれまで使ってきた有料メルマガ配信スタンドの到達率の比較表です。
実際に使ってみての使用感を%で表しています。高ければ高いほど良い。
メルマガ配信システム(有料) | 実際の到達率(使用感) |
アスメル | Yahooメール:0%Gmail:100%
平均:50% |
オレンジメール | Yahooメール:90%Gmail:100%
平均:95% |
エキスパ | Yahooメール:10%Gmail:100%
平均:55% |
ワイメール | Yahooメール:50%Gmail:100%
平均:75% |
マイスピー | Yahooメール:60%Gmail:100%
平均:80% |
上記の表を見てもらってもわかるように、抜群に到達率が良かったのがオレンジメールです。
迷惑フォルダに入らいことが大事!
何度も言いますが、メルマガ配信を使ってビジネスで活かしたいなら、読者さんに確実に読んでもらうことが大事になってきます。
その為には、「迷惑フォルダに入らないこと」が必須となってくるんですね。
例えば、読者さんが1000人いるとします。
それが実際の到達率が平均50%なら500人にしか読まれないことに。
でも、平均95%なら950人に読んでもらえることになるんですね。
これってとても大きなことですよね。
確実に読んでもらうことを意識したい場合、この「到達率=迷惑メールにならない」を意識するようにしてください。
到達率がわりと高い配信サービス
- オレンジメール 平均95%
- マイスピー 平均80%
- ワイメール 平均75%
これは私自身が実際に使ってみて感じた到達率です。
人によっては異なる場合もありますがオレンジメールは他の使用者からも迷惑メールにならないと定評があります。
結局、どんなサービスを選ぶべきか??
では、結局、どんなサービスを選ぶべきなのか?ということで最後にまとめてみました。
1.無制限でたくさん配信したい人
とにかくたくさんのメルマガ配信を行いたい人は、「月間配信回数無制限」のサービスがおすすめ。
おすすめ有料メルマガ配信サービス
- オレンジメール 月額2480円/月間配信回数:無制限
おすすめの理由
オレンジメールは、月額費が比較的安い上に、私が使ってきた中では、迷惑フォルダに入る確率が最も低い配信サービスなのでコスパは良いと言えます。
2.とにかくメールアドレスをたくさん登録したい人
「到達率や迷惑フォルダに入ることは気にしない」
「とにかくメールアドレスをたくさん登録したい」
上記にあてはまる人におすすめのコスパの良いサービス
- ワイメール 月額4,980円~ /月間配信数・メルアド登録数が無制限
おすすめの理由
ワイメールは費用としては高めですが、月間配信数・メルアド登録数が無制限となっております。
3.今読者ゼロで、とにかく価格を抑えたい人
「迷惑フォルダに入ってもいい」
「とにかく価格を抑えたい」
「読者ゼロからのスタート」
上記にあてはまる人におすすめのコスパの良いサービス
「めるめる」にして、最初は出来るだけ安い価格で配信するのもありです。
4.確実に読者さんに届けて、読んでもらいたい人
「読者さんに確実に読んでもらいたい」
「迷惑フォルダに入る確率は低いほうがいい」
おすすめ有料メルマガ配信サービス
- オレンジメール 到達率 平均95%と高い
私が実際に使ってきた中では、圧倒的に到達率が高く、迷惑フォルダに入らないため、おすすめ。
確実に読者さんに読んでもらうことで成約率を高めることができます。